まずは大阪マラソンで走りたかったことがきっかけでした。しかし現在、うちの父親はがんと戦っています。2年近く、闘病生活をしています。僕自身、今すごく「がん」という言葉に敏感になっています。寄付を集めて、他のがん患者さんをちょっとでも手助けができればと思いチャリティランナーとして走ることを決めました。
まずはマラソン仲間に声をかけました。あと、私自身SNSをやらないのですが、やっている友人に声をかけてもらって広めてもらいました。実際、集めることは大変で自分で出した分も多くありましたが、寄付になるんです。悪い気はまったくしませんでした。
走っている途中、チャリティランナーさんがたくさん声をかけてくれたんです。後ろから僕のゼッケンをみて、声をかけてくれる。チャリティランナーのなかにも輪ができていたんです、うれしかったですね。みなさん募金集めは大変だったと思うんです。その気持ちがお互いに分かりあってるからこそ、できた輪だったと思います。
来年も抽選に落ちたとしたら、ぜひ参加したいですね。
うちの父親ごとですが、早期発見にならなかったので父親はやむなく延命というかたちをとっています。やはり早期発見、早期治療で命は助かるということをもっとアピール、そして力をいれていただきたいと思います。