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第6回大会チャリティ事業報告

チャリティ専門部会 組織構成

大阪マラソンのチャリティプログラムについては、下記の専門部会において、各分野の専門家など5名の委員に、
基本方針や内容の議論、検討を行っていただきました。

名称 「大阪マラソン組織委員会 チャリティ専門部会」
委員(座長) 橋爪紳也氏(大阪府立大学 観光産業戦略研究所長)
委員 杉本厚夫氏(関西大学 人間健康学部教授)
委員 橋本誠司氏(読売新聞大阪本社 執行役員事業本部長)
委員 徳永眞一郎氏(電通関西支社 プロモーション・デザイン局 局長)
委員 宮本聡氏(一般財団法人ジャパンギビング 事務局長)

(1)第6回大会の募金総額

第6回大阪マラソンのチャリティプログラムに多くの方から賛同をいただき、
過去最高となる総額1億40,223,415円の募金を集めることができました。

回数 年度 募金総額
第1回 2011年 19,209,310円
第2回 2012年 45,210,373円
第3回 2013年 85,311,080円
第4回 2014年 104,627,109円
第5回 2015年 127,683,676円
第6回 2016年 140,223,415円

(2)チャリティアンバサダー

大阪にゆかりがある、あるいは、チャリティ活動をしている著名人7人を起用し、チャリティプログラムの盛り上げに貢献していただきました。

小渕 健太郎
小渕健太郎
ミュージシャン コブクロ
活動内容
ジャパンギビングでの呼びかけ
公式テーマソングの活用(沿道・セレモニー等)
マラソン参加
山中伸弥
山中伸弥
京都大学iPS細胞研究所 所長・教授
活動内容
ジャパンギビングでの呼びかけ
マラソン参加
中村鴈治郎
©松竹株式会社
中村鴈治郎
歌舞伎俳優
活動内容
ジャパンギビングでの呼びかけ
大会公式ホームページでメッセージ動画
Meets取材協力
アン ミカ
アン ミカ
モデル・タレント
活動内容
ジャパンギビングでの呼びかけ
大阪マラソンEXPO2016なないろチャリティステージ出演
スタートセレモニー参加
なないろ応援ステーションでの応援
フィニッシュブースでの応援(FM802ブース)
表彰式プレゼンター(マラソンの部)
クロージングセレモニー参加
赤星憲広
赤星憲広
野球解説者
活動内容
ジャパンギビングでの呼びかけ
なないろ応援ステーションでの応援
表彰式プレゼンター(車いすの部)
チャリティ親子ラン参加
クロージングセレモニー参加
寺川綾
ジミー大西
ジミー大西
画家
活動内容
ジャパンギビングでの呼びかけ
スタートセレモニー参加
なないろ応援ステーションでの応援
まいどエイドでの応援
エンディングステージ参加

(3)チャリティランナー制度

寄付先団体ごとのチャリティランナー数、活動内容
寄付先団体は事前に目標設定したチャリティランナー枠数を上回る数のランナー獲得をめざし、団体のHPやSNSなどで参加を呼びかけました。
4月8日(月)~7月29日(金)までの募集期間で合計400人の定員に対し682人がエントリー、そのうちチャリティランナーは9月30日(金)まで寄付を呼びかけ、665人が7万円以上の寄付金を達成。うち、628人がチャリティランナーとして出走しました。
  寄付先団体名 目標数 エントリー 達成者 寄付金額
紫色 greenbird 20 43 42 3,053,278円
スマイルスタイル 20 20 20 1,416,655円
紺色 ノーベル 30 52 49 3,702,600円
ブリッジエーシアジャパン 20 21 20 1,474,000円
水色 ウォーターエイドジャパン 20 41 40 3,039,500円
自然環境復元協会 20 25 23 1,692,000円
緑色 オイスカ 30 48 47 4,424,636円
日本環境教育フォーラム 20 21 21 1,576,100円
黄色 難病の子どもとその家族へ夢を 80 104 104 7,844,831円
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 20 52 51 3,609,500円
オレンジ色 育て上げネット 20 33 32 2,518,569円
プール・ボランティア 20 36 35 2,494,500円
赤色 京都大学iPS細胞研究所 50 146 142 10,997,787円
がんサポートコミュニティー 30 40 39 3,050,950円
合計 400 682 665 50,894,906円
  • 出走者数:628名
  • <参考>
    第5回大会 達成者数:467名 出走者数:432名 寄付金額36,118,949円

(4)第6回大会の取り組み

大阪の若手アーティストと一緒に「チャリティポスター」を制作
大阪マラソンがもっといろいろな方々に親しみを持っていただけるように、大阪の若手アーティストとコラボレーションしてチャリティポスターを制作しました。
デザインは、大阪府「現代アートの世界に輝く新星発掘プロジェクト」第5 回公募入選作品展の入選作品を採用しました。
採用作品
工藤 良太さん作『ビリケンさんが待ってるで』
作成者からのコメント
通天閣は新世界の真ん中でいつも笑顔仁王立ちしてる。
そんな風に僕には見える。そして、大阪の中心から「しあわせ」「元気」を近畿から日本各地、そして世界へ発信し、届けている発信塔のように輝いて見える。
元気いっぱい、しあわせいっぱいの大阪に皆来てや!
ビリケンさんが待ってるで!!
僕も色鮮やかな幾何文様での作品をこれからも大阪の中心から発信していきます。
よろしくお願いします!

(5)チャリティグッズ

なないろチャリティTシャツ
販売価格:4,000円(制作費を除く2,000円を寄付)
販売数:10,394枚
寄付金額:20,788,000円(エントリー時に選択したチャリティテーマに寄付)
※チャリティランナーには「なないろチャリティTシャツ チャリティランナーバージョン」をお渡し。
なないろチャリティキャップ
販売価格:4,000円(制作費を除く売り上げの一部を寄付)
販売数:5,499枚
寄付金額:4,399,200円
チャリティウィンドブレーカー
販売価格7,500円(制作費を除く3,500円を寄付)
販売数:3,362枚
寄付金額:1,176,700円
ニックネーム入りナンバーカード
販売価格500円(制作費を除く売上の一部を寄付)
「ニックネーム入りナンバーカード」をエントリー時に申し込みいただいた方のみに限定販売。
販売数: 496枚
寄付金額:460,400円(エントリー時に選択したチャリティテーマに寄付)

(6)大阪マラソンEXPO

チャリティブースを設置
EXPO会場内の一角に寄付先団体の活動内容を紹介するチャリティブースを、チャリティカラー別に7つ設けました(1つのブースに2団体が同居)。
エントリー時にその色を選択したランナーの名前をブースの壁に掲出したり、チャリティランナーへのTシャツ・リストバンドをブースで手渡ししたりすることで、寄付先団体との交流を深めることができました。
チャリティステージ
大阪マラソンEXPOのステージでチャリティアンバサダーのトークやベストチャリティランナー賞の表彰、チャリティオークションを実施し、チャリティアンバサダーらのサイン入りグッズなどを出品、落札金額を募金としました。(募金額:335,500円)
寄付先団体の募金活動
チャリティブース内に設置した7つの募金箱に、EXPOが行われた2日間で164,946円の募金が集まりました。
  寄付先団体名 募金額
紫色 greenbird 5,656円
スマイルスタイル
紺色 ノーベル 44,216円
ブリッジエーシアジャパン
水色 ウォーターエイドジャパン 7,634円
自然環境復元協会
緑色 オイスカ 14,830円
日本環境教育フォーラム
黄色 難病の子どもとその家族へ夢を 24,960円
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
オレンジ色 育て上げネット 7,070円
プール・ボランティア
赤色 京都大学iPS細胞研究所 60,598円
がんサポートコミュニティー
合計 164,964円
インテックス大阪2号館内 チャリティ募金コーナー
10月28日(金)、29日(土)の2日間、インテックス大阪2号館内にチャリティ募金コーナーを設置。
500円以上チャリティ募金をいただいた方に、なないろハイタッチ手袋を進呈しました。
(募金額:1,140,533円)
インテックス大阪総合案内 チャリティ募金コーナー
大会当日、インテックス大阪総合案内に7つのチャリティカラーの募金箱を設置しました。
(募金額:125,043円)
関西大学学生ボランティアによる募金活動
大会当日、インテックスプラザを中心に関西大学の学生ボランティアに大阪マラソンのチャリティ募金箱を持って募金活動を行っていただきました。
(募金額:3,940円)

(7)沿道での応援

「ランナー盛上げ隊!」「なないろ応援ステーション」
7色のテーマカラーを使った様々なパフォーマンスで32,000人のランナーを応援するイベント「ランナー盛上げ隊!」を沿道15ヶ所で実施。55団体1,628名に出演していただき、ランナーだけではない「みんなが楽しくなる大阪マラソン」を作り出しました。
また、15ヶ所のうち後半の7ヶ所を「7色応援ステーション」として、チャリティカラーの順番(紫、紺、水、緑、黄、オレンジ、赤)にそって各会場をテーマカラー1色で装飾。テーマカラーにちなんだ衣装やグッズでランナーを応援していただきました。500円以上の寄付をいただいた方に「なないろハイタッチ手袋」をお渡ししました。
  なないろ応援ステーション ランナー盛上げ隊 実施場所 募金額
1   北浜ネクスビルディング前 24,670円
2   中道組本社ビル前 7,700円
3   大阪市中央公会堂前 241,298円
4 紫色 大阪市西南環境事業センター前 19,874円
5 紺色 ファミリマート南港口店前 8,071円
6 水色 南港東2丁目交差点付近 9,821円
7 緑色 永井商運前 2,105円
8 黄色 南港東7丁目北交差点付近 500円
9 オレンジ色 大阪車輌工業前 3,650円
10 赤色 インテックス大阪 臨時第1駐車場 12,780円
合計 330,469円

(8)寄付先団体の協働イベント/自主イベント

2016年は寄付先団体による自発的な協働イベントが数多く実施されました。

大阪マラソンチャリティランナー募集説明会 in 東京
【日時】:2016年7月27日(水)19時~20時30分
【参加人数】15人
複雑なチャリティランナーの仕組みをきちんと説明する場を作りたい。初めての方にはハードルの高い「寄付集め」についてのノウハウを共有し、楽しく大阪マラソンに臨んでもらいたい。
そんな想いから、チャリティランナーエントリー締め切りを前に、寄付先団体の共同開催による「チャリティランナー募集説明会」を開催。
参加者から、「わかりづらい点が直接質問できてよかった」「自分もできそうな気がした」などの感想があった。
【主な内容】
・チャリティランナーの概要説明
・寄付先14団体紹介
・ファンドレイジングの効果的なやり方に関するトークショー
・自分の体のくせを知り走りに活かすためのストレッチ講座

【参加団体】9団体
認定特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパン、公益財団法人オイスカ、特定非営利活動法人がんサポートコミュニティー
京都大学iPS細胞研究所、認定特定非営利活動法人自然環境復元協会、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
認定特定非営利活動法人育て上げネット、公益社団法人日本環境教育フォーラム、認定特定非営利活動法人ブリッジエーシアジャパン

大阪マラソン 2016 オフィシャル寄付先団体直前合同練習会
【日時】2016年9月22日(木・祝)10時~12時
【参加者数】54人
各寄付先団体に所属するチャリティーランナーの相互交流を通じて大阪マラソン2016全体を盛り上げていくことを目的に開催。
関西大学人間健康学部の灘 英世准教授を講師に、42.195kmの完走に必要なポイントの講習も行った。
【参加団体】10団体
認定特定非営利活動法人ウォーターエイドジャパン、公益財団法人オイスカ、
特定非営利活動法人がんサポートコミュニティ、認定特定非営利活動法人自然環境復元協会、
特定非営利活動法人スマイルスタイル、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン、
認定特定非営利活動法人育て上げネット 公益社団法人日本環境教育フォーラム、
特定非営利活動法プール・ボランティア、認定特定非営利活動法人ブリッジ エーシア ジャパン
チャリティランナー合同練習会、ランニングイベントの開催
(1)寄付先団体が合同で実施
日時:2016年7月24日(日) がんサポートコミュニティ(呼びかけ)、プール・ボランティア
日時:2016年8月28日(日) がんサポートコミュニティ(呼びかけ)、プール・ボランティア、自然環境復元協会
(2)各団体での実施
ノーベル、スマイルスタイル、育て上げネット
・ノーベル「ランニングイベント」の実施
日時:2016年7月15日(金)、10月7日(金)
・スマイルスタイル「ハローライフランニング部」の発足と練習会の実施
日時:2016年7月6日(水)、7月21日(木)
チャリティランナー交流会、トークイベント、チャリティイベントの開催
・オイスカ
大阪マラソン前日にチャリティランナーを招いて活動報告会&交流会を実施
・スマイルスタイル
大阪マラソン応援企画としてチャリティランナー3名をゲストにトークイベント&交流会を実施
日時:2016年9月29日(木)19:00~22:00
※参加費は、カレーの原材料費以外すべて寄付金に。
・セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン
サポーター交流会「Get to know us!」の実施
日時:2016年7月23日(土)14:00~17:00
内容:ミニ報告会「世界の赤ちゃんとお母さんの命を支える」と、アジアのスナックなど軽食を食べながら、チャリティランナー紹介や応援プレゼントなどのサポーター交流会を実施。
・育て上げネット
チャリティセミナー「箱庭体験!~自分の知らない自分」の実施
日時:2016年9月18日(日)10:00~11:30、12:30~14:00
内容:上記セミナーの実施と、セミナーの収益を大阪マラソン2016育て上げネット法人チャリティランナーサイトを通じて育て上げネットに寄付
大阪マラソン当日のイベント
大阪マラソン当日終了後にチャリティランナーを対象にカーボローディングイベントの実施
ウォーターエイドジャパンとセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンの合同開催

(9)チャリティ募金額について

募金方法別のチャリティ募金額は下記のとおりです。

区分 金額
ランナー参加料入金時の募金(個人@500円×2口以上) 47,838,000円
チャリティ親子ラン参加料入金時の募金 135,000円
大阪マラソン特設サイト募金(ジャパンギビング)
うちチャリティランナー(ジャパンギビング):50,894,906円
51,215,195円
府内商店街との連携イベントでの募金 18,822円
スポンサーにおける募金 246,955円
大阪マラソンチャリティコーナー等での募金
(10/28〜10/30)
1,434,480円
チャリティオークション
(10/29 大阪マラソンEXPO 2016)
335,500円
当日コース沿道での募金(10/30) 330,469円
その他 500円
なないろチャリティTシャツ 20,788,000円
なないろチャリティキャップ 4,399,200円
チャリティウィンドブレーカー 11,767,000円
ニックネーム入りナンバーカード 460,400円
大阪マラソン募金箱(寄付先団体) 354,635円
合計 139,324,156円

(10)第6回大阪マラソン 各団体への寄付金額

  寄付先団体名 寄付金使用用途 寄付金額
紫色 greenbird 大阪・関西をはじめ、国内外に拠点を置いている各チームの清掃活動や、新チームの設立など、美しいまちづくりの支援のために活用 8,241,866円
スマイルスタイル 社会人の基礎力養成に役立つごみひろい活動の継続費用や、若者の就労支援に関する調査・報告書の作成に活用 6,572,560円
紺色 ノーベル 子どもの急病時に病児保育を提供し、大阪のひとり親家庭の就労と経済的自立を支援して、貧困の連鎖を断ち切ることに活用 12,855,276円
ブリッジエーシアジャパン 電気が通わず、新聞も貴重なミャンマー農村部を中心とした小学校に、本とおもちゃが詰まった図書棚を届ける教育事業に活用 10,612,177円
水色 ウォーターエイドジャパン 衛生設備が整っておらず、不衛生な水しかない途上国に、安全な水と適切なトイレを届ける活動に活用 7,998,448円
自然環境復元協会 琵琶湖などの水源地、ビオトープやホタルが生息する水路の保全活動、「水」に親しむ自然体験活動に活用 6,749,449円
緑色 オイスカ 津波で失われた宮城県名取市の海岸林100haの再生のためクロマツ50万本の育苗や、被災地住民の生計支援・雇用に活用 9,611,318円
日本環境教育フォーラム 最新の環境教育事情を学び、推進する「清里ミーティング」を通じて、今後の環境教育の世界を背負って立つ人材の育成に活用 6,792,734円
黄色 難病の子どもとその家族へ夢を 難病の子どもとその家族が参加する家族全員旅行や地域の方との交流会、それらを実現するための啓発活動などに活用 14,159,432円
セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 途上国で安全な出産環境の整備、保健ボランティアの育成など「赤ちゃんとお母さんの命を支える」保健・栄養事業に活用 9,789,974円
オレンジ色 育て上げネット 経済的に厳しい状況にある若者たちに支援を提供する「若者就労・応援パッケージ」などに活用 8,314,604円
プール・ボランティア 体が不自由な子ども向けのプール用車いすやプールサイドに敷く安全マットの整備と、それらの普及に活用 8,325,328円
赤色 京都大学iPS細胞研究所 優秀な研究者、研究支援者の安定雇用、iPS細胞関連の特許確保と維持、医療応用に向けた研究費としての支出、安定的な研究の推進に活用 18,643,784円
がんサポートコミュニティー がん予防啓発のリーフレットとバッジの制作・配布や、関西のがん患者とその家族への心理社会的サポートなどに活用 10,657,206円
合計 139,324,156円