その男性は快調に走っていたところ、いきなり倒れられ、その様子を見た沿道整理のボランティアスタッフが「倒れた」と声を発すると、その声に反応して、付近にいた競技審判員ら大会スタッフ2名が駆けより、直ちに胸骨圧迫等を開始した。他方、声を発したボランティアスタッフは、急ぎ直近地点に配置されていた救護スタッフの所までAED持参の要請に走った。そして、駆けつけた救護スタッフ3名が救命処置を引き継ぎ、そのAEDにより傷病者ランナーの心拍は再開した。なお、傷病者本人の言によれば、自身では、やはり倒れるような心当たりはないとのことだった。